改訂版　金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法

約430ページ。約14時間で読了。 若くして豊かに引退する方法とあり、金持ち思考を学べる。金持ちというより、成功思考といった方が正しいかもしれない。 本では、自分の現実を広げる、特にコンテクストを変えることの大切さを繰り返し述べている。 現実の広げ方としては、自分がこう生きたいと思っている人生を生きた人の伝記を読む、自分が使う言葉と毎日の行動を変える、言葉と行いに一貫性を持たせるなどが紹介されていた。今後も引き続き実践する。 また、後半には、リーダーについても言及されていた。 いろいろな人と一緒にうまくやるのも、リーダーとしてとても重要なことであると記載があり、わがままを貫くことが大事なのかと思っていた自分には、むしろ自分の特性がリーダーとして強みになると認識できたことは、非常によかった。また、共通のゴールを目指して協力して働かせる、ということは、引き続き実践していく。 リーダーはチャレンジしようと立ち上がる、リーダーシップを高めるためには、他の人が逃げ出すような問題を引き受けて挑戦する、という言葉については、胸に強く刻み、私もそのように行動する。また、リーダーの優先順位は、使命、チーム、個人の順という言葉、そして、リーダーは他の人たちに、自分もリーダーにねろうと思わせるような人だと言う言葉も、自身のリーダー感を深めてくれた。 また、とっておきのヒントとして、自分の将来について嘘をつく、という言葉は、なりたい自分の実現に、とても大切なことであると思う。今はウソだけど、言葉にすることで、それを実現させようと動く、そしてホントになる。夢は大きく言ってしまうのもありと、心の重荷を解いてもらえた気がする。 サー・ジョン・テンプルトンが、88歳で自身の投資に対するコンテクストを変えて成功したエピソードは、いくつでも自分を変えられるという、勇気を与えてくれた。まだ三十代、人生これから！ 頭は最大の資産。この本で得た学びを、なりたい自分の実現に向けて活かし行動する。 金銭面だけでなく、心も豊かになるマインドを学ばさせくれた一冊。

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