アイデアのつくり方

とあるYoutubeで紹介されていた本をAmazonでポチッと購入。本の帯に「60分で読める・・・」と書かれている通り、数十分で読破。本質的な内容は本当に数十ページ分しかない。思い返してみれば、だが、これまでふとアイデアが湧き出てきた数少ない自分の体験を体系的に書き起こしてくれている。

■前提 技術の習得には まず、原理を把握すること つぎに、方法を知って訓練すること 原理とは ・既存の要素の新しい組み合わせ ・要素の関係性を理解する 原理:世の中のアイデアは、既存の要素の新しい組み合わせ 方法論:それにつなげるためには5つのステップがある ■5つのステップ 第一 データ集め とにかく体験！！ 資料集め||諸君の当面の課題のための資料と一般的知識の貯蔵をたえず豊富にすることから生まれる資料と。 第二 データの咀嚼 琴線に触れたものをメモ できるだけ独立したいくつもの断片 それらをそれぞれ1枚のカードに記入 何が面白かったか、何に感動したか 先入観をもたず、データを退けない 数は多いほうがいい 諸君の心の中でこれらの資料に手を加えること。 グルーピングを大中小でしてみたり 第三 データの組み合わせ 塀化段階。そこでは諸君は意識の外で何かが自分で組み合わせの仕事をやるのにまかせる。 (放置！！) 第四 ユーレカ発見した！の瞬間 アイデアの実際上の誕生。<ユーレカ 分かった みつけたノ>という段階。そして 第五 アイデアのチェック 現実の有用性に合致させるために最終的にアイデアを具体化し、展開させる段階 ・資料/データを収集すること ※広告は製品と消費者に関する特殊知識と一般的知識との組み合わせから生まれてくる ・ ・

アイデアは既存と既存の組合せ 1資料の収集、絶えず情報を浴びる 2咀嚼する、思いを巡らす、組み合わせる 3放置する、意識を外す 4常に考える、ひらめく 5具現化する

アイデアの原理 ・アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何物でもない。 ・既存の要素を新しい一つの組み合わせに導く才能は、事物の関連性を見つけ出す才能に依存するところが大きい。 アイデア作成には一つの技術があり、それは修練可能なものである アイデアを作る方法 １、 資料を収集すること（食料集め） 特殊資料（製品とその消費者に関する資料、当面の仕事）と一般資料（一般教養など世の中における全ての知識、生涯にわたる仕事）に分かれる。 二つの資料の間にアイデアを生むかもしれない関係の特殊性が見つかる。 ２、集めた資料の関連性を様々な角度から探る（咀嚼） どんなにトッピなアイデアでも書き留めておく あまりに早く嫌気を起こさないようにする ありとあらゆるパターンを探り絶望状態に陥った時、この段階は終了である。 ３、問題を完全に放棄する（消化過程） この段階も他の段階と同じように決定的な、不可欠の段階である。 問題をも意識の心に移し、眠ってる間にそれが勝手に働くのに任せる。 ４、アイデアの誕生 　　自分が最も期待してない時に現れる。 　　 ５、アイデアを具現化、展開させる 　　思いついたアイデアのほとんどは現実世界に組み込んでいくうちに大したものではないと認識する。ここで多くの人は挫折してしまうが、忍耐強くたくさんの手をそれに加える必要がある。 多くのいいアイデアが日の目を見ず、失われていくのはこの段階においてである。 まとめ 一般的資料の収集を怠るな 言葉はそれ自身がアイデアである　 創造的広告マンの特徴 ・どんなことにも関心を持っている ・どんな知識でも貪欲に獲得している

和訳がハマっておらず私はあまり内容が頭に入ってこなかった。 巻末の解説は和訳者が感じたことを書いているため分かりやすかった。 アイデアの作り方が5段階に分けて進んでいくことはよくわかった。 80%20%法則のパレートの法則も勉強になった。