死体鑑定医の告白

上野正彦

2017年7月10日

東京書籍

1,540円(税込)

美容・暮らし・健康・料理

元東京都監察医務院長を務めた監察医である著者は、変死体がなぜ死にいたったかについて、長年にわたり、 検死(2万体)・解剖(5千体)を行い、それをまとめた著書『死体は語る』は65万部を超えるベストセラーになりました。 その著者が「再鑑定」について初めて一冊の本にまとめたのが『監察医が泣いた死体の再鑑定』。変死体を検死、 解剖をした結果に対し、おかしいのではないかと、警察、保険会社、または遺族から再鑑定の依頼があります。 引き受けた著者は、なぜ最初の鑑定が間違っていたかを紐解いていきます。 「溺死ではない、殺しだ。事故死ではない、病死だ。病死ではない、暴行死だ」。最初の鑑定の嘘を暴いていく様は、 まさに上質なミステリーを読んでいるようにドラマチックです。 ときには裁判所で証人として最初の鑑定人と対峙したり、再鑑定の再々鑑定を提出したりと……事件は2転、3転していく スリリングな1冊で、本書は数々のテレビ番組で取り上げられ、大反響を呼びました。 今回の新刊『死体鑑定医の告白』は、再鑑定というコンセプトを引き継ぎ、よりドラマチックな案件がセレクションされた 著者渾身の書き下ろしとなっております。 【目次】 1.母親からの切なる手紙 2.自殺か他殺かのボーダーライン 3.「目からウロコです」 4.お寺はなぜ燃えたか 5.ふたつの死因はない 6.父の無念さを晴らしたい 7.二転、三転…… 8.温泉の湯船に浮かんだ死体 9.涙の遺骨鑑定

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