
読書セラピスト
海外文学セレクション
ファビオ・スタッシ / 橋本 勝雄
2022年2月19日
東京創元社
2,310円(税込)
小説・エッセイ
シェルバネンコ賞受賞のビブリオ・ミステリ 失踪した読書家の婦人。 彼女が残した本のリストから 読書セラピストが真相を探り出す。 悩める人々に文学作品を処方する読書セラピーを始めたヴィンチェ。彼のスタジオの階下の女性が失踪、状況証拠から夫が疑われる。読書家の彼女が読んでいた本のリストからヴィンチェは真相を探り出す。失踪女性の物語は、「失踪」「別の人生」「入れ替わり」が大きなテーマだ。人々の様々な悩みと彼の処方する作品の数々は味わい深い。シェルバネンコ賞受賞のビブリオ・ミステリ
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ケムケム
偉大なビブリオ本
主人公は、元国語教師。 登場人物は主人公も含めて皆悩み苦しんでいる。それぞれの人物にはそれぞれの事情があって、本を紹介することによってセラピーしていこうとするのだ。うまくいかなくて落ち込むこともある。 登場する本は、いずれも読んだことのない本ばかりだったが、主人公や彼の友達の本屋の店主による本の紹介や分析が素晴らしかった。 読書セラピストという職業が本当にあるのか調べてみたところ、イギリスでは政府公認。イスラエルでは国家資格になっているそうだ。英エセックス大学の研究によると、読書によって軽減されるストレスは68%で、音楽鑑賞やゲームなどよりも上回るそうだ。 イェール大学の研究チームによると、週に3時間以上読書をする人は、読まない人よりも死亡率が23%低いそうだ。 読書は素晴らしい!
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