桜の園

神代教授の日常と謎

篠田真由美

2009年4月30日

東京創元社

1,650円(税込)

小説・エッセイ

W大教授・神代宗が同僚に伴われて訪れた、古めかしい洋館、「桜館」。同僚は館に住む三人の老女を魔女と呼んで恐れ嫌うが、その想いがどこから来るのか彼自身説明出来ない。老女たちの思惑を垣間見せながら、花見の宴は過去をなぞるように進み、神代らの困惑は深まるばかり。そのとき館の内から悲鳴が聞こえー(表題作)。神代の亡き母の秘められた過去がよみがえる「花の形見に」。謎解きの味わい深い、繊細な煌めきを放つ力作中編ミステリ二編を収録した、“建築探偵”桜井京介の恩師・神代教授の事件簿第二弾。

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