ソウル・オブ・フット

松樹剛史

2010年10月31日

東京創元社

1,760円(税込)

小説・エッセイ

JFLのサッカークラブを解雇された甲子仁志男は、心機一転、地元・静岡でボールを蹴り続けることを決意する。かつて“奇跡のクラブ”と謳われたフットサルクラブ、ガンバルスからの選手兼任監督としてのオファーのためだ。ブラジル留学時にフットサルに触れ、プロ選手でありながら、フットサルの大会にも参加していた仁志男なら、クラブを必ず日本最高峰のFリーグまで導くことができる、と。しかし今は県2部に低迷するガンバルスには、メンバー集めを含め、問題は山積みー。リーグ開幕を間近にひかえ、崩壊寸前のチームの立て直しは可能なのか?最短期間でのFリーグ昇格を目指す青年監督の熱い闘いを、名手が痛快に描く感動のスポーツ小説。

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