皇帝のかぎ煙草入れ
創元推理文庫
ジョン・ディクソン・カー / 駒月雅子
2012年5月31日
東京創元社
814円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
フランスの避暑地に暮らす若い女性イヴは、婚約者トビイの父サー・モーリス殺害の容疑をかけられる。犯行時には現場に面した自宅の寝室にいた彼女だが、そこに前夫が忍びこんでいたせいで無実を主張できない。完璧な状況証拠も加わって、イヴは絶体絶命の窮地に追いこまれるー「このトリックには、さすがのわたしも脱帽する」と女王クリスティを驚嘆させた不朽の傑作長編。
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真澄
(無題)
訳者の駒月雅子さんが好きで読んでみようと思った作品。 読み終えてみればとても話はシンプルで、ひっくり返される様が面白かった。ちょこっとずつ見せるのが上手い。 クリスティーは「さすがの私も脱帽した」らしいですが、もれなく私も脱帽でした。シンプルだからこそ、周りに惑わされて手元が見えなくなるんだな。途中まで、私が「お前が犯人だな?」と思っていた人物は犯人ではなかった。 ワトスン役のいない探偵であるキンロス博士の洞察力と推理力に感嘆し、作品の先にイヴの幸せを願いました。昔も今も変わらないんだな…今だったら2人ともモラ男。 そしてやはり、翻訳小説に関わらずあっという間にワクワクしながら読めたのは駒月さんの翻訳だからです。苦手な翻訳小説でもするすると読める流麗な日本語訳で、ますます好きになりました。
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