破壊者
創元推理文庫
ミネット・ウォルターズ / 成川裕子
2011年12月31日
東京創元社
1,430円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
女は裸で波間にただよっていた。脳裏をよぎるのは、陵辱されたことではなく手指の骨を折られたことだった。-そして小石の浜で遺体が見つかる。死体発見現場から遠く離れた町では、被害者の三歳の娘が保護されていた。なぜ犯人は母親を殺し、娘を無傷で解放したのか?凄惨な殺人事件は、被害者をめぐる複雑な人間関係を暴き出す。現代英国ミステリの女王が放つ、稀代の雄篇。
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toruo
(無題)
ミネット・ウォルターズ...この人の作品は、自分としては手にとるのをためらう作家。 絶対に面白いし、読み出すとやめられないのだけど、テーマが重くて絶対に楽しい読後感にはならない気がする。桐野夏生もそうなんだけど。 で、久々に手にとった作品がこれ。 イギリスの海岸に流れ着いた女性の死体、レイプされたあげく指の骨が折られていて、という出だしからして楽しい話であろうはずも無く...なのにじわじわと犯人に迫っていくプロセスが面白くてやめられない。 目撃者の没落地主と警官の関係などサイドストーリーもそれなりに充実しているから面白いんだろうな。オススメではあります。
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