犯罪心理捜査官セバスチャン(上)

創元推理文庫

ミカエル・ヨート / ハンス・ローセンフェルト

2014年6月28日

東京創元社

1,210円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

心臓をえぐり取られた少年の死体。センセーショナルな事件に、国家刑事警察の殺人捜査特別班へ救援要請が出された。四人の腕利き刑事+かつてのトッププロファイラー、セバスチャン。だがこの男、自信過剰で協調性ゼロ、アドレナリンとセックス中毒、捜査中でも関係者を口説いてしまう、はた迷惑な奴だった。スウェーデンを代表する脚本家がタッグを組んだ、注目の北欧ミステリ。

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toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

脚本家二人が手を組んだ作品ということで長いのだけどテンポの良い作品に仕上がってます。 主人公はかって警察と契約していた心理学者。こいつが見た目は冴えないのにかたっぱしから女性を口説き落とすという設定で捜査対象にも普通に手を出すセックス中毒、地道な作業は嫌うのにウケを狙い、協調性は全くのゼロ、という設定。ある事情から仕事からも遠ざかっていたこいつが不純な動機で生まれ故郷でおきた凄惨な事件の捜査に加わって、という話。どこか全体的に陰のある作品ではあるのだけれどぐいぐい引きこまれて一気読みしてしまいました。 シリーズ化がとても楽しみ!

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