笑う男

創元推理文庫

ヘニング・マンケル / 柳沢由実子

2005年9月30日

東京創元社

1,386円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

正当防衛とはいえ、人を殺したことに苦しむヴァランダー。警察官を続けるか否か悩む彼のもとへ、友人の弁護士が訪ねてきた。父親の死に腑に落ちない点があると言う。しかしヴァランダーに他人に力を貸す余裕はなかった。だが警察を辞める決心をした彼が見たのは、その友人が殺害されたという新聞記事。事件を追い始めた彼の身に犯人の魔の手が迫る。ゴールドダガー受賞シリーズ。

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toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

時々思い出したように読むスェーデンのミステリ・シリーズの一作。 デンマークに近い地方の警部を主人公に地道な捜査と適度なアクションが丁寧に描かれて好感が持てるシリーズ。 本作は前作で正当防衛とは言え人を殺した警部が鬱になり警察を辞める決心をするところから始まる。 鬱でやすんでいる間に友人の弁護士が父親の事故死が納得いかない、と相談にくるが断ってしまう。辞表を出しに行った日にその友人も射殺されたことを聞き、警察に復帰を決意して、というお話。 シリーズの長所が良く出ててなかなか面白い作品でした。

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