
助産婦が裁かれるとき
創元推理文庫
クリス・ボジャリアン / 高山祥子
2004年5月31日
東京創元社
1,100円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
吹雪の夜、とっさの判断だった。産婦はもう息をしていない。心臓も止まっている。ならばせめて新しい命を救わなければー助産婦シビルは思い切って帝王切開を開始、見事赤ん坊をとりあげた。が、ことは単なる不幸な出産では終わらなかった。シビルの帝王切開こそが産婦を死に至らしめたのではないかと彼女が訴えられたのだ。殺人の罪に問われ起訴された助産婦。裁判のゆくえは。
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