
メインテーマは殺人
創元推理文庫
アンソニー・ホロヴィッツ / 山田 蘭
2019年9月28日
東京創元社
1,210円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
自らの葬儀の手配をした当日、資産家の婦人が絞殺される。彼女は殺されることを知っていたのか? 作家のわたし、アンソニー・ホロヴィッツは、テレビ・ドラマの脚本執筆で知り合った元刑事のホーソーンから連絡を受ける。この奇妙な事件を捜査する自分を描かないかというのだ……。かくしてわたしは、きわめて有能だが偏屈な男と行動をともにすることに……。7冠制覇『カササギ殺人事件』に続く、ミステリの面白さ全開の傑作登場!
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starstarstarstar 4.0 2024年08月12日
お馴染みなのだろうか、ホロビッツ自らが本の中に登場するスタイル。警察上がりの独特のキャラのホーソーンとともに事件を追うことになる。
ある婦人が生前に自分の葬式の手配をした途端に殺害される。相変わらずの本の中に本があるような形式はあまり好きにはなれないが拗らせた探偵小説とは違って、ホーソーンは堅実に事件の背景に迫っていく。読者にも情報は与えられることになり、こっちもちょっと名探偵気分。でも途中で自分の推理がホロビッツが自慢気に示したものと同じことが分かり、がっかり。あっけなくホーソーンに否定されている。でもそうなると過去の事故との関連は?
最後はホロビッツが殺されそうになりながら事件の真相に導いてくれる。命の恩人のホーソーンとの仲も回復、ついでにホーソーンの私生活を紹介して終了。次回作も楽しみにと言うことだろう。素直に楽しみ。
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マイクさかもと
ホロヴィッツ、ホーソーンの二人の掛け合いが楽しい
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