
ミツハの一族
創元推理文庫
乾ルカ
2017年6月21日
東京創元社
792円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
未練を残して死んだ者は鬼となり、村の井戸の水を赤く濁す、そう言い伝えられている北海道・白石村小安辺。このままでは水源は涸れ、村は滅んでしまう。未練の原因を解消し、鬼を常世に送れるのは、“ミツハ”と呼ばれる八尾一族の「烏目役」と「水守」の二人のみーー。大正12年、烏のように黒々とした瞳を持つ、H帝国大学医学部に通う八尾清次郎に報せが届く。烏目役の従兄が死んだと。墓参りの際に、初めて水守の屋敷を訪ねた清次郎は、そこで美しい少女と出会う。新たな烏目役となった清次郎と水守、二人の姿を鮮烈に描いた連作ミステリ。
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Aria1307
(無題)
2018/4/26
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