絵が殺した

創元推理文庫

黒川博行

2004年9月30日

東京創元社

748円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

竹の子採りの主婦が発見した白骨死体。身元の確認は難航するかに思われたが、丹後半島の岬の上で消息の絶えていた日本画家とあっさり判明した。背後には過去の贋作事件と贋作グループの存在が見え隠れし、第二、第三の殺人が発生。“ブンと総長”に代わって、名脇役・吉永誠一刑事の活躍を描いたシリーズ第六弾。怪しげな美術ブローカーも登場し、彼とともに事件を追う異色作。

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