戦場のコックたち

創元推理文庫

深緑 野分

2019年8月9日

東京創元社

1,078円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

1944年6月6日、ノルマンディーが僕らの初陣だった。コックでも銃は持つが、主な武器はナイフとフライパンだーー料理人だった祖母の影響でコック兵となったティム。冷静沈着なリーダーのエド、陽気で気の置けないディエゴ、口の悪い衛生兵スパークなど、個性豊かな仲間たちとともに、過酷な戦場の片隅に小さな「謎」をみつけることを心の慰めとしていたが……『ベルリンは晴れているか』で話題の気鋭による初長編が待望の文庫化。直木賞・本屋大賞候補作。 *第2位『このミステリーがすごい!2016年版』国内編ベスト10 *第2位「ミステリが読みたい!2016年版」国内篇 *第3位〈週刊文春〉2015年ミステリーベスト10/国内部門 *第154回直木賞候補

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Readeeユーザー

(無題)

2022年12月26日

NOB

読みごたえある良作

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4.5 2021年02月08日

第二次世界大戦を舞台にした、一般兵たちの物語。当時軍隊に志願するのなんてどんな気持ちなんだろうと思ったけれどごく普通の人たち、正直流されて志願したってものすごくリアルに感じられる。国を守るためって、そんなこと思いながら軍人になったかって、そんなことないだろう。確かにそんなこと思いながら志願した人もいるかもしれない、でもティムたちのように志願していった人たちの方が多かったんじゃないだろうか。そんなことを思いながら読み進めた。 著者のことを調べてみたら、女性だって?差別するわけではないけれど、戦場のそこかしこがリアルに感じられる、こんなことを経験もしていない女性が描けるのかっていうことがすごいと思う。 テーマは重いけれど、それを感じさせず最後まで読ませてくれた。いい本だった。 あまりミステリー色は強くないけれど。

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