騎士の息子(上)

創元推理文庫

ロビン・ホブ / 鍛治靖子

2004年12月31日

東京創元社

858円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

“技”とよばれる力を持った遠視者一族が治める六公国。そこに、継ぎの王の私生児として生まれた男の子がいた。庶子と名付けられたその子は、王の命で密かに暗殺者としての教育を受ける。折しも宿敵外島人の赤い船団による沿岸地域への襲撃が激しさを増し、六公国は次第に疲弊してゆく。王家の影として生きる宿命を背負った少年の成長と試練。魔法と陰謀が渦巻く異世界ファンタジー。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2021年11月20日

「ファーシーアの一族」シリーズの第一部。派手さがないあたりがいかにも海外のファンタジー小説という感じ。どこぞのライトノベルと違って、やたらめったら強い戦士やらこの世のものではないというくらい美しい人が出てこない、基本的に常人で構築された幻想世界。とはいってもファンタジーであるから、主人公フィッツをはじめファーシーア一族はその名の通り、遠視の能力というかテレパシーのような能力をもっているのだが、あくまで人間の条件を超えることはない。 徳を表すことばが人物の名前になっている、というあたりが中世の寓意物語のようで洒落ている。

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あめさと

(無題)

starstarstar 3.0 2021年07月10日

「ファーシーアの一族」シリーズの第一部。派手さがないあたりがいかにも海外のファンタジー小説という感じ。どこぞのライトノベルと違って、やたらめったら強い戦士やらこの世のものではないというくらい美しい人が出てこない、基本的に常人で構築された幻想世界。とはいってもファンタジーであるから、主人公フィッツをはじめファーシーア一族はその名の通り、遠視の能力というかテレパシーのような能力をもっているのだが、あくまで人間の条件を超えることはない。 徳を表すことばが人物の名前になっている、というあたりが中世の寓意物語のようで洒落ている。

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あめさと

(無題)

starstarstar 3.0 2021年07月10日

「ファーシーアの一族」シリーズの第一部。派手さがないあたりがいかにも海外のファンタジー小説という感じ。どこぞのライトノベルと違って、やたらめったら強い戦士やらこの世のものではないというくらい美しい人が出てこない、基本的に常人で構築された幻想世界。とはいってもファンタジーであるから、主人公フィッツをはじめファーシーア一族はその名の通り、遠視の能力というかテレパシーのような能力をもっているのだが、あくまで人間の条件を超えることはない。 徳を表すことばが人物の名前になっている、というあたりが中世の寓意物語のようで洒落ている。

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