妖怪の子預かります
創元推理文庫
廣嶋玲子
2016年4月30日
東京創元社
814円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
弥助は十二歳。養い親である千弥と長屋で暮らしているが、ある夜、烏天狗にさらわれ、妖怪奉行所に連れていかれる。悪夢を見た弥助が鬱憤晴らしに割ってしまった石が、子預かり妖怪うぶめの住まいだったのだ。妖怪の御奉行に「罰として、うぶめに代わって妖怪の子を預かれ」と命ぜられ、それからというもの次々に来る子妖怪に振り回される…。心温まるお江戸妖怪ファンタジー。
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古今東西の本棚
ライトな妖怪絵巻
妖怪渦巻くお江戸で妖怪が宿った石を割ってしまった少年弥助、妖怪の奉行に命じられて妖怪の子守りを始める。ライトな読み応えで、しゃばけに近い雰囲気ですが、また違う妖怪絵巻です。ストーリーもサクサクと進み、次回作も読んでみたい気持ちになりました。
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