多変数の解析学新装版

古典理論への現代的アプロ-チ

マイケル・スピヴァック / 斎藤正彦

2007年4月25日

東京図書

3,080円(税込)

科学・技術

この小さな本は多変数解析学の教科書であるが、とくに、概念や方法が微妙で、初等的な段階では厳密にやりぬくことの難かしい部分に主眼をおいた。本書で採用した方法は、高級な数学の現代的方法を初等的に書きなおしたものである。ストークスの諸定理がどれも証明はやさしく、定義や定式化が難かしいというのにはもっともな理由がある。この定理の発展史が示すように、一見たくさんの難かしい結果と見えるものは、実はたったひとつの単純な原理だったのである。いろいろな定理の証明は、実はこの仮面を剥ぐ作業にすぎない。この1冊をじっくり読み通すことで、大学教養の微分積分・線型代数に続く新しい数学のスタイルが堪能できる名著。

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