円朝牡丹燈籠

怪談噺の深淵をさぐる

石井明(江戸風俗芸能研究)

2009年9月30日

東京堂出版

3,080円(税込)

人文・思想・社会

カラン、コロン、と駒下駄の音を響かせて姿を現すお露とお米の幽霊…。足がないとされている幽霊に駒下駄の音を響かせ、聴衆を戦慄させた『怪談牡丹燈籠』。作者三遊亭円朝は、どのようにしてこの作品を練り上げ、怪談噺の傑作に仕立て上げたのであろうか。原典となった中国明代の怪異小説、素材となった実際の殺人事件、作品の構成から背景・系譜・人物造形・作劇手法など綿密に考証し、作品の魅力に迫る。

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