「割合」指導の3つの方略

子どもが「なるほど!」「そうか!」と納得する!

山下 英俊 / 算数教育研究チーム「ベクトル」

2018年11月5日

東洋館出版社

2,200円(税込)

人文・思想・社会

なぜ「割合」は難単元なのか? 「同種の2量の割合」「異種の2量の割合」などの、割合の種類の違いを押さえた指導や、子どもの思考を支える適切な絵や図の表現など、これからの「割合」指導を助ける3つの方略を提案します。 序 文   「知識観」が換われば授業も変わる     --知識をつなぐ・思考をつなぐ  1. 「見えない知識」              2. 「気づき」と「問い」       3. 「見えない知識」を動かす         方略1 体系で知識をつなぐ     --倍概念のストーリー 1. 6年間をつなぐ算数の知識の体系 2. 「倍概念」のストーリー     3. 6年間を貫く2つのストーリー 4. かけ算・わり算のストーリー 5. 比較・測定のストーリー 方略2 表現で思考をつなぐ     -- ノートでつなぐ「表現活動」 1. 「絵図化」「言葉化」による思考表現         2. 相互補完と相互強化による表現力の向上       3. 表現の多様性と思考の活性化    4. 算数的な思考の基礎表現スキルを鍛える 5. ノートで思考し、ノートでつなぐ       方略3 対話で思考をつなぐ     --ノートでつなぐ「対話活動」 1. 「対話活動」の2つの働き          2. 対話の視点と着眼点    3. ノートで対話する                4. 教師の役割                       実践編 3つの方略で授業を設計する     --どの子も輝く思考の過程     1. 授業設計の考え方         2. 授業設計の実際 3. 授業の実践 4. 授業を終えて

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