
地方公立進学高校の受験指導
ミクロレベルから見る文化ー認知的制度の確立と変容
中村知世
2020年10月23日
東洋館出版社
3,520円(税込)
人文・思想・社会
地方公立進学高校の教師には、大都市圏との「教育格差」縮小という 使命が与えられてきた。 大学進学熱が高まる1990年代、公立でありながらトップクラスの受験結果を 残すことを課せられた教師は、どのように「進学校」制度を確立したのか。 受験結果を教師が請け負う「受験請負指導」が、「進学校」制度として 確立・変容する様子を描く。 新制度派組織論をもとに、教師の行為を理解する新たな枠組み 「文化ー認知的制度モデル」を提示する。 ●構成 序章 高校教師の行為はいかに理解できるのか 【1 理論編】 第1章 高校教師の行為を形作る認知的枠組み概念の検討 第2章 新制度派組織社会学における分析概念の検討 【2 分析編】 第3章 東北地方A県における受験指導重点化施策 第4章 X高校の受験請負指導の確立と継承 第5章 Y高校への普及と「地方公立進学高校制度」の完成 第6章 「地方公立進学高校制度」の脱制度化と帰結 終章 「文化ー認知的制度モデル」の提示と「地方公立進学高校制度」の行方
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