
3年生のクラスをまとめる60のコツ
益田雄大 / 大谷舞
2025年3月19日
東洋館出版社
2,200円(税込)
人文・思想・社会
明るく、楽しく、みんな嬉しい。3年生の学級づくりの秘訣がギッシリ! 〈本書の概要〉 子どもも教師も笑顔になる、具体的なエピソードが満載! 本シリーズは学年別の学級経営本です。日々の実践に役立つヒントだったり、悩みや不安が少しでも軽くなるような内容が詰まっています。ぜひ、一年間のクラスづくりのお供に。 〈本書からわかること〉 ・心がスッと軽くなるような、手元に置いておきたくなる本 本書は、「これをすればうまくいく!」という強いメッセージを持った本ではなく、心がスッと楽になるような、手元に置いておきたくなるような本を目指しました。 もちろん、本書でも「これをすればうまくいく!」といったことは書いています。でも、本通りにしたけれど、うまくいかなかったということはありませんか。それは目の前にいる子どもの実態や、先生自身のステータスが異なっているといった様々な理由があるからです。 そこで本シリーズでは、実際に執筆した先生たちのエピソードを入れました。それらのエピソードは、先生たちが実際に感じた失敗や困難、時には迷いや葛藤といった感情をリアルに伝えています。そして、そこから学んだことや次に向けた前向きな姿勢も含まれており、読む方に「私も大丈夫」と思っていただける内容になっています。 ・3年生は素直だからこそ自分で考えさせる力を育てたい 本書は、3年生のクラスづくりをテーマにしています。3年生の特徴の一つとして、4〜6年生より素直に話を聞いてくれやすく、1、2年生より理解度が高いという点が挙げられます。3年生は、大人の言うことに対して反抗することも少なく、疑問を持たずに素直に受け入れる時期なのかもしれません。一方で、彼らは教師の言葉をそのまま吸収していくのですが、その分、教師の言うことに絶対的に従うようになる傾向があります。ですから、次のようなことを語っておくことが大切です。 「私は私がよいと思うことをあなたたちに伝えていきます。でも、それが本当によいかどうかはわかりません。私にとってはよいと思っていることでも、あなたにとってはよくないと思うこともあります。なぜなら、私とあなたは違う人間だからです。時に、大人は間違えます。だから、あなたが何をよいと思い、何を正しいと思うのかを常に考えて、自分が正しいと思うことを自分で決めてください」 また、3年生はいろいろなことにチャレンジしやすい学年でもあります。本書でもオリジナルソングづくりや委員会活動など、様々な活動のエピソードを掲載しています。 クラスをまとめるには「学級文化の形成」「子ども一人ひとりの満足度を上げる」「子ども同士のつながりをつくる」ことが大切です。そのための工夫等も紹介しているので、ぜひ、参考にしてみてください。 〈こんな先生におすすめ〉 ・3年生の学級づくりに関心のある先生 ・学級経営にお悩みの先生
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