「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考

西岡 壱誠

2020年7月31日

東洋経済新報社

1,650円(税込)

人文・思想・社会

「頭の使い方」を変えるだけで!誰もがうらやむ「冴えた頭脳」が手に入る!

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Readeeユーザー

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2.2 2020年11月20日

著者の「東大読書」「東大作文」に続くシリーズ三冊目の本です。私は前著2冊も読みましたが、この「東大思考」ではじめて頭のいい人が、どう世界を見て、どう考えているかが分かりました。私のような凡人にも「冴えた頭脳」の一端が垣間見えた気がしました。 <読書メモ> 〇頭が良くなる最大のポイントは「日常の解像度」を上げること<--同じ景色を見ても学べるものが違ってくる 〇「記憶力が良い」とは棚への収納の仕方が上手い<--収納は最小限に 〇頭の良い人は要約力が高い<--覚えるべきひとつを探す能力が要約力  上流の部分(背景)を知ろうとする<--より大きな視点に立つ 〇説明とは相手の既知と物事を結びつけること<--説明のうまい人は「例」がうまい  日頃から使えそうな「例」をメモしておこう 〇頭のいい人は日常生活のレベルから、目的の解像度が非常に高い 〇自分の話にタイトルをつけることで一気にわかりやすくなる<--ネット記事はタイトルが9割 〇「一を聞いて十を知る」とは1に対して10の「ものの見方」を持っている状態 〇物事の裏側も考える<--大切なのは表と裏の両方を理解すること 〇「ミクロな視点」と「マクロな視点」を行き来する人が頭のいい人 〇何事にも本質があって、それを理解した方が習得も早い 私がこの本で良いと感じたのは以下の3点です 1.東大生の「頭の良さ」は後天的に得られたもの。それが本当がどうかは別にして、希望が持てました。 2.秀逸な例え話が多く面白い<--伝え方の例で、スティーブ・ジョブズがスマホを説明するのに、PCそのものなに、携帯電話と「嘘」をついた話など。 3.この類の思考法の本は、得てして文章が難解なことがありますが、この本の文章は平易で読みやすいです。 前著「東大読書」「東大作文」と重なる内容が少なく得ることが多い快作です。私はシリーズ3冊の本の中で一番得るものが多かったです。ものを考えているつもりでも、その考え方が間違っていたら思考停止しているのと同じです。この「東大思考」はその考え方の道しるべを示してくれます。読んで良かった本です。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2021年02月23日

大事なことは、まず、 世の中の同じ事象への解像度を高める 多角的に見る なぜを考える 具体と抽象を行き来する 要約する 本質を考える 訓練をするという感じかと思った。 かなりいろいろと重要な要素をわかりやすく伝えてくれる本。

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Readeeユーザー

(無題)

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2.5 2020年09月09日

自分が当たり前にできることを、できない人にできない言い訳をさせない著者の書きぶりが不快。 物忘れは年齢によっても進行していくので、物事の関連づけだけでずっと覚えておけるなんてことはない。 日常の解像度を上げる、という考え方はしっくりきた。

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Readeeユーザー

すべての物事に「なぜそうなったのか?」を常に考える!

starstarstarstarstar 5.0 2020年08月11日

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