「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考
西岡 壱誠
2020年7月31日
東洋経済新報社
1,650円(税込)
人文・思想・社会
「頭の使い方」を変えるだけで!誰もがうらやむ「冴えた頭脳」が手に入る!
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すべての物事に「なぜそうなったのか?」を常に考える!
starstarstarstarstar 5.0 2020年08月11日
東大生は日常の解像度後の違いで説明できる。
普通の人と目のつけどころが違うだけ覚えるべき事項を身の回りの事と関連付けたり、その時効が誕生した理由を探ったりする。
記憶力が良い人は、知識を関連付け変換するから覚えておける。
東大生は、何か出来事や学びがあったときに、それを結果と捉えて、原因を調べようとする。
理由を知ることで丸暗記を避けている。
結果の元となる原因を理解することで、丸暗記を避ける。
すべての物事にある背景に目を向けよう!
話が上手い人は説明力が高い人である。
頭のいい人は相手が知っていることに関連付けて話す。
相手の知っていることと物事を結びつける。
例える力が高い。
知らない事柄を自分が知っている事柄と結びつけて考えると理解が格段に速くなる。
見る立場、見る方向を変えて物事を見られる。
発想力がある人は、目のつけどころをたくさん持っている。
対立する立場のどちらも理解する。
自覚的に目のつけどころを増やそうとしている。
賛成と反対の両方の立場から考える。
まず自分の立場を決めた後、それを否定する意見を考える。
ミクロな視点と、マクロな視点、両面を持ち合わせることが大切!
(なぜそうなるのか)を理解するから忘れない。
原因思考!
すべての物事にある「背景」に目を向けよ!
あらゆる事は「上流」を抑えることで適切にまとめられる!
目の前の事象と「上流」をつなげば、「誰にでもわかる要約」になる!
ディベートをする。
賛成、反対や、楽観、悲観のように2つの立場に分かれて話をするこれがディベート。
思考深めることこそが、ディベートの本質なのです。
大切なのは、賛成の人は反対の意見を聞いて「なるほど、そういうこともあるのか」と、反対の人は賛成の意見を聞いて「それも一理あるかもしれない」と考えること。
物事を両面から見る訓練が思考トレーニングである。
自分自身の中で、議論をする。
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(無題)
著者の「東大読書」「東大作文」に続くシリーズ三冊目の本です。私は前著2冊も読みましたが、この「東大思考」ではじめて頭のいい人が、どう世界を見て、どう考えているかが分かりました。私のような凡人にも「冴えた頭脳」の一端が垣間見えた気がしました。 <読書メモ> 〇頭が良くなる最大のポイントは「日常の解像度」を上げること<--同じ景色を見ても学べるものが違ってくる 〇「記憶力が良い」とは棚への収納の仕方が上手い<--収納は最小限に 〇頭の良い人は要約力が高い<--覚えるべきひとつを探す能力が要約力 上流の部分(背景)を知ろうとする<--より大きな視点に立つ 〇説明とは相手の既知と物事を結びつけること<--説明のうまい人は「例」がうまい 日頃から使えそうな「例」をメモしておこう 〇頭のいい人は日常生活のレベルから、目的の解像度が非常に高い 〇自分の話にタイトルをつけることで一気にわかりやすくなる<--ネット記事はタイトルが9割 〇「一を聞いて十を知る」とは1に対して10の「ものの見方」を持っている状態 〇物事の裏側も考える<--大切なのは表と裏の両方を理解すること 〇「ミクロな視点」と「マクロな視点」を行き来する人が頭のいい人 〇何事にも本質があって、それを理解した方が習得も早い 私がこの本で良いと感じたのは以下の3点です 1.東大生の「頭の良さ」は後天的に得られたもの。それが本当がどうかは別にして、希望が持てました。 2.秀逸な例え話が多く面白い<--伝え方の例で、スティーブ・ジョブズがスマホを説明するのに、PCそのものなに、携帯電話と「嘘」をついた話など。 3.この類の思考法の本は、得てして文章が難解なことがありますが、この本の文章は平易で読みやすいです。 前著「東大読書」「東大作文」と重なる内容が少なく得ることが多い快作です。私はシリーズ3冊の本の中で一番得るものが多かったです。ものを考えているつもりでも、その考え方が間違っていたら思考停止しているのと同じです。この「東大思考」はその考え方の道しるべを示してくれます。読んで良かった本です。
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