
図解TOC・スル-プット経営
小宮一慶
2002年6月30日
東洋経済新報社
1,650円(税込)
科学・技術
本書ではTOCの中心理論である生産性を向上するための考え方、すなわち、ボトルネックを特定し、それを徹底活用する、さらに、ボトルネック以外の工程に関しては、必ずしもフル稼働させずにボトルネック工程に同調させる、いわゆる「ドラム・バッファー・ロープ」や、ボトルネックなどの生産性に大きな影響を与える「生産性のゆらぎ」などの考え方、「Σ個別最適≠全体最適」を会計面でサポートする「スループット会計」、プロジェクト管理手法である「PERT」や「クリティカルチェーン」、「現状問題解決ツリー」や「対立構造図」などを使った問題解決手法である「思考プロセス」、などをできるだけ分かりやすく体系立てて説明した。思考プロセスの章では、現状の日本経済を例に取り、何が「中核問題」で、構造改革を進めるとどういう結果がもたらされるかなどを説明した。
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