経済統合の新世紀

元通商交渉トップの回想と提言

畠山襄

2015年11月13日

東洋経済新報社

2,640円(税込)

ビジネス・経済・就職

自由貿易は日本経済の生命線であるーー。 日本のFTAを推し進めてきた第一人者が綴る、わが国の通商政策の未来と、各国FTA戦略にひそむエピソード。 アジア太平洋地域は、世界経済の成長センターである。そこに、地域経済統合の波が押し寄せている。今世紀初頭から日本、中国が地域化に手を染め、ASEANは統合を深めようとし、TPPを通じて米国がこれに絡もうとしている。(中略)本書は、世界経済が20世紀末葉までのマルチラテラリズム、グローバリズムを中心とした体制から、特に今世紀に入って、バイラテラリズム、リージョナリズムに軸足を置いた経済統合へ急速に変革していく姿を、わが国を含むアジア太平洋の主要国の動きから跡づけ、筆者がその一部にささやかに係わりり合った経験をご紹介するとともに、これらの動きの将来について若干の展望を試みたものである。(「序にかえて」より) 第1章 実質的な第1号FTA-メキシコ 第2章 韓国の鮮やかな変身ー対日に代えて対米FTA 第3章 日本初のFTAの栄光は、日シンガポールFTAに 第4章 小国の矜持ーチリ 第5章 幻の日本NZ・FTA共同研究 第6章 欧米先進国との初のFTA 第7章 米国とアジア諸国とのFTA 第8章 EUと経済統合 第9章 中国とのFTAへの動き 第10章 ASEAN、常に運転席へ 第11章 出遅れた日本 第12章 経済統合とは何か 最終章にかえてー今後の対外経済政策の提言

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