アメリカは内戦に向かうのか

バーバラ・F・ウォルター / 井坂 康志

2023年3月24日

東洋経済新報社

2,640円(税込)

人文・思想・社会

『フィナンシャル・タイムズ』『サンデー・タイムズ』『エスクァイア』などの2022年ベストブックに輝いた話題作、待望の邦訳。 トランプの大統領選再出馬は2度目の南北戦争を招くのか。 アメリカを代表する政治学者による20年に及ぶ徹底調査と歴史的な分析。 世界中で「内戦」が急増している現状とその原因、アメリカでも内戦が勃発する潜在性が高まっている状況を読み解き、警告する。 アメリカ、そして世界に衝撃を与えた「Qアノン」扇動による2021年1月に発生した前代未聞の連邦議会襲撃事件。トランプ政権時に進行していた市民分断の最終章とも言えるようなこの事件は、今後の本格的な党派闘争の序章になるのだろうか。 内戦を専門とする政治学者が、過去の内戦に関するデータから、イラク・北アイルランド・インド・フィリピンなどを具体事例として、紛争が発生する契機と紛争が起きる条件と心理についてのパターンを分析。 また、現代の紛争を拡大・激化させるソーシャルメディアというツールについて考察することで、アメリカの内戦の危機接近度を明らかにしていく。 序章 今、内戦の時代が始まろうとしている 第1章 アノクラシー --魔の中間地帯 第2章 暴動の発火点 第3章 「格下げ」がもたらす悪夢 第4章 希望が死ぬとき 第5章 暴動増幅装置ーーSNSの罠 第6章 足元に忍び寄る不吉な影 第7章 内戦ーー真実の姿 第8章 内戦を阻むために今なすべきこと

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