ストーリーとしての競争戦略

優れた戦略の条件

Hitotsubashi business review books

楠木建

2010年5月31日

東洋経済新報社

3,080円(税込)

ビジネス・経済・就職

戦略の神髄は、思わず人に話したくなるような面白いストーリーにある。多くの事例をもとに「ストーリー」という視点から究極の競争優位をもたらす論理を解明。

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みんなのレビュー (7)

Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstarstar 5.0 2019年07月30日

無茶苦茶面白かった。 成功しているのに他の企業が真似できない、その理由がわかった。だけど、成功した企業は最初から真似出来ないようにと仕掛けを考えた訳ではなく、成功した企業は必死に考えてたどり着いた解、 後追い企業はそこまで考えが至らなかったというのが事実だと思う。だから徹底的に真似る謙虚さが必要だとこの本を通して学んだ。

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Readeeユーザー

「戦略」を語るなら必読

starstarstarstarstar 5.0 2019年06月15日

読んでいてこんなにワクワクするビジネス書は初めてだ。「戦略」という言葉は、深く考えずに使われることが多いが、この本は、「戦略」とは何かについて、明確で示唆に富む答えを示してくれる。星10個つけても足りないくらいの名著。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstarstar 5.0 2019年04月29日

※氷見市立図書館より借りて読了。 ・ビジネスモデルのような静的ではなく、時間軸で見る。 ・個別要素ではなく、全体でのシンセシスがよいか。 ・キラーパス など、通常語られるビジネスに関する戦略とは軸が違い、さらにこれからこの考えを中心に活用していける。  この先生の記事や著作は、おもしろくてためになる気がする。

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Readeeユーザー

(無題)

-- 2021年04月10日

Readeeユーザー

戦略がストーリーになっているか

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2.8 2020年09月09日

競争優位 ストーリー 一貫性 コンセプト クリティカルコア 全てが因果関係で繋がる コンセプトは短い言葉だが鮮明にイメージできるもの クリティカルコアは一見不合理だが結果合理的な要素 単なる模倣はフィット感を理解していないので、結果的に自身の一貫性を壊し、自滅する フィット感とは各要素が高め合う関係

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Readeeユーザー

(無題)

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2.4 2020年04月20日

104 分析と戦略は違う。 戦略は他社、他者との違いを作ること 128組織に定着しているルーティンが差別化 誰に何を?からなぜ? 270全てはコンセプトから 価値提供のターゲットを決める。誰に嫌われるかはっきり。

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pecan

これまでの戦略論にかけていたもの(Amazonレビューから転載)

starstarstarstarstar 5.0 2019年02月11日

読みながら、“これだ!”という腑に落ちた感じを何度も味わった。これまでの戦略論に欠けていたものがここにはある。500頁もある本だが、長さを全く感じさせない。,,ベストプラクティス、ロジカルシンキング、バズワードを多用する、世の中で使い古された「戦略」に飽きた人向け。,,ゴールへと向かうように、各構成要素をつなぐストーリーが有機的に繋がり、戦略が静止画から動画へと意味を持って拡がっていく。ベストプラクティス論をいくら学んでも、見えてくるのは一つ一つの静止画に過ぎず、各要素同士を結ぶストーリーは見えない。ストーリーの中核に、常識を無視する一手(著者はキラーパスと呼んでいる)を仕込んでおくことが鍵だ。常識に反する手は決して真似されることがない。したがって、キラーパスを無視して他の部分を真似しても、全体のバランスが崩れて自滅の方向に向かってしまう、という。,,かくして、強固なストーリーに守られて競争優位が保たれる、という寸法だ。,,このような事例がたくさん登場する。これほどわくわくとしながら読めたビジネス書は久しぶりだ。

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