一橋ビジネスレビュー(63巻4号(2016 SPR.)

一橋大学イノベーション研究センター

2016年3月11日

東洋経済新報社

2,200円(税込)

ビジネス・経済・就職

特集「負けない知財戦略」 「1990年代後半より、日本は米国にならいプロパテント政策を実行してきた。これに伴い企業の知財に対する意識が高まり、事業戦略・研究開発戦略・知財戦略の三位一体の戦略の重要性が唱えられている。しかし、それがどのようなもので、どうあるべきかの具体的イメージは必ずしもよくわかっておらず、模索中のところも多いのではないだろうか。そこで本特集では、プロパテント政策開始の前後から現在までの企業等の知財に対する取り組みを多角的な視点から論じ、今後どのような考え方で知財にかかわる問題に取り組んでいくのかを考察する材料と場を提供することをねらいとした。 …… 知財だけを中心に考えたのでは、ビジネスで負けてしまう。知財も中心に置いて、そのマネジメントを考えなければ、利益を確保できず、競争に生き残ることはできない。そんな時代になっている。」(「特集にあたって」より) [特集論文I]米山茂美ほか「オープン・イノベーションと知財マネジメント」 [特集論文II]荻野誠「日本型プロパテント戦略とJapanese Electronics Paradox」 [特集論文III]土屋勉男「革新的中小企業の事例研究に見る知財の創造と収益化」 [特集論文IV]原泰史ほか「特許を媒介とした知識・資源の組み合わせ 革新的医薬の事例から」 [特集論文V]岡田吉美ほか「『失われた20年』に日本企業が取得した特許の価値の検証」 [特集論文VI]江藤学「ライセンス収入から特許無力化戦略へ 標準必須特許ビジネスの変化」 [ビジネス・ケース]木村めぐみ・延岡健太郎「マツダ」/大竹光寿・久保田進彦「リコーイメージング」 [連載]無印良品の経営学 第4回 西川英彦「無印良品の再考」 [マネジメント・フォーラム]「ひたすら「よく見る」ことーーこれこそが、無から有を生み出すものづくりの原点。 [ゲスト]中村勝重 三鷹光器株式会社 代表取締役社長 [ポーター賞15周年] 大薗恵美「ポーター賞受賞企業に学ぶ」 [私のこの一冊] 橘川武郎「社会科学の存在意義を教えてくれた一文」 中川功一「『探究』のプロセスと精神を描く」

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