体液・電解質の障害と看護ケア
ナーシングタイムセーバー
足利幸乃 / 桜井利江
1998年9月10日
南江堂
3,850円(税込)
医学・薬学・看護学・歯科学
本書の第1章では、専門的なケアを提供するためにどのように看護過程を用いたらよいのかということを説明している。すなわち、患者の問題をどのように明らかにするか、ケア計画をどのように立てるか、目標とする患者の状態をどのように設定し、必要な看護介入をどのように決めていくか、そしてその目標が達成されたかどうかをどのように評価するのかが解説されている。また、体液・電解質異常のある患者ケアにおいて用いられる重要な看護診断が簡明な形で記されてる。第2章では、患者の主訴をアセスメントするためのガイドラインが書かれている。第3章には、バイタルサイン、動脈圧、中心静脈圧、肺動脈圧、肺動脈楔入圧をモニターするうえでのガイドラインが記されている。また、血液を断続的に採取できる血清電解質のモニタリングの方法についても学ぶ。第4章から第11章では、ベッドサイドでもっともよく出合う11の体液、電解質、酸ー塩基平衡の異常について網羅している。
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