
なるほどなっとく!臨床検査
浅野 嘉延
2021年11月15日
南山堂
2,200円(税込)
医学・薬学・看護学・歯科学
<「臨床検査」の基礎知識は,チーム医療の共通言語!> 現在の医療現場では,さまざまな専門職のスタッフが連携して1人の患者さんに医療を提供するチーム医療体制をとっており,それぞれの専門職が患者情報を共有し,お互いに診療経過をフィードバックすることが重要である.そのためには,すべての医療スタッフが共通言語として基本的な医学・医療の知識を持っていることが不可欠である. 「臨床検査」は患者診療において,診断の確定,重症度の判断,治療効果の判定など,病態の把握に重要な役割を果たしている.しかし,医学の進歩に伴い「臨床検査」は多種多様となり,専門性も高いことから理解が困難となりつつある. そこで本書は,チーム医療に必要な「臨床検査」の基本的な知識を,看護師をはじめ臨床検査技師,診療放射線技師,管理栄養士,薬剤師,理学療法士,作業療法士,社会福祉士など将来の医療専門職を目指す医療系学生に向けた教科書として,日常診療で役立つ内容にポイントを絞ってわかりやすく解説した.個々の臨床検査の意味を知るだけでなく,患者さんから得た複数の検査結果から有意なものを選択し,患者さんの訴えや身体所見と関連づけて病態を把握する臨床力を養うことが大切である. 第1章では,臨床検査に関する基礎知識として,医療スタッフが関係する検体採取の方法や検査結果の評価の基本について解説した. 第2章では,検査項目ごとに異常値となる仕組みや主な疾患との関係を簡潔にまとめ,医療スタッフが検査結果から患者さんの病態を把握するための指標となるように心がけた. 第3章では,具体的に提示された検査結果,症状,身体所見から病態を把握するためのトレーニングができるように22症例を掲載した. 【目 次】 第1章 臨床現場で必要な検査に関する基礎知識 1.検査前の注意点 2.日常診療で行われる検体採取と検査の実施 3.検査結果の解析に必要な評価指標 4.臨床検査の進め方 第2章 臨床現場で活用する検査の意味とデータの読み方 1.検査項目の全体像 2.糞尿検査 3.血液検査 4.血液生化学検査 5.免疫血清学検査 6.内分泌検査 7.腫瘍マーカー 8.感染症検査 9.穿刺液や生検による検査 10.生理検査 11.画像検査 第3章 症例で学ぶ,検査データから病態を把握するポイント case 1〜22
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