絵でまるわかり 分子標的抗がん薬

石川 和宏

2022年5月18日

南山堂

2,750円(税込)

医学・薬学・看護学・歯科学

「分子標的抗がん薬」は2000年初頭に登場し,そのごものすごい勢いで増えています. 本書では,新しい作用が増え,理解しづらい分子標的薬を「細胞外,細胞内,核内」と3つに整理してわかりやすく解説.「免疫チェックポイント阻害薬」についてもわかりやすいイラストで解説した.「分子標的抗がん薬」にはじめて取り組む方・整理して俯瞰したい方にもおすすめの「みてわかる」解説書です. 【第1章】 がん細胞にはたらかない抗がん薬ってあるの? 1.分子標的抗がん薬のあたらしい考え方 2.がん細胞に対する免疫応答と免疫チェックポイント分子標的薬  3.抗がん薬がはたらく細胞はがん細胞の他にあるの? 【第2章】 分子標的抗がん薬の特徴とメカニズム 1.細胞外で作用する薬 ・抗体薬:リガンド標的薬 ・抗体薬:膜受容体標的薬 ・抗体薬:免疫チェックポイント分子標的薬 ・抗体薬:膜上分化抗原標的薬 2. 細胞質内で作用する薬:受容体型分子を標的にした薬 ・小分子薬:受容体型チロシンキナーゼ標的薬 3. 細胞質内で作用する薬:非受容体型分子を標的にした薬 ・小分子薬:非受容体型チロシンキナーゼ標的薬 ・小分子薬:セリン・スレオニンキナーゼ等標的薬 ・小分子薬:プロテアソーム標的薬 4. 細胞質内で作用する薬:受容体型・非受容体型分子を標的にした薬 ・小分子薬:マルチキナーゼ標的薬 5. 細胞核内で作用する薬:核内分子を標的にした薬 ・小分子薬:細胞核内分指標薬 6. 分子標的抗がん薬どうしの併用療法 【第3章】 各論を踏まえたがん化学療法総論 1. 遺伝子情報とがん化学療法 2. 投与された抗がん薬の作用に関わる因子 3. 支持療法とがん化学療法 【Column】 ○薬効に関わる遺伝子型理解のコツ ○コンパニオン診断薬 ○殺細胞性抗がん薬の作用機序 ○抗体薬と小分子薬に特徴的な語尾 ○リキッドバイオプシー

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