薬物動態のイロハ

加藤基浩

2016年1月29日

南山堂

2,090円(税込)

医学・薬学・看護学・歯科学

薬物の体内での吸収・分布・代謝・排泄という薬物動態全般について解説された入門書.本書では,苦手意識の強い数式を用いずに薬物動 略語表 1 薬物動態の基礎  1.薬物動態とは  2.アルコールの体内動態を例として  3.薬物動態の考え方の基本は水と油 2 薬物動態パラメータ  1.血中濃度と血漿中濃度  2.薬物動態パラメータ  3.バイオアベイラビリティ  4.単回投与と反復投与  5.有効濃度と半減期  6.市販薬による薬物動態パラメータの相場観 3 吸 収  1.経口剤の吸収  2.薬をいつのむのか?-食前・食後・食間  3.溶 解  4.吸 収   a.ありのままの膜透過   b.トランスポーターという名の運び屋,追い出し屋  5.溶解性と膜透過によるグループ分け  6.初回通過代謝  7.プロドラッグ  8.非線形性 4 分 布  1.血流による運搬  2.分布容積  3.タンパク結合(血漿中,組織中)  4.トランスポーター 5 代 謝  1.薬物の2つの代謝反応  2.代謝はどこで起きるか?  3.代謝反応の種類   a.酸化反応   b.還元反応   c.加水分解反応   d.グルクロン酸抱合反応   e.その他の代謝反応  4.代謝酵素   a.ミクロソームの酵素    1) シトクロムP450(CYP)    2) フラビン含有モノオキシゲナーゼ(FMO)    3) グルクロン酸転移酵素    4) エステラーゼ   b.サイトソールの酵素   c.その他の酵素 6 排 泄  1.排泄経路  2.尿中排泄  3.腎障害患者での薬物動態  4.胆汁中排泄 7 薬物間相互作用  1.のみ合わせ  2.薬物間相互作用の2つのパターン  3.代謝酵素の阻害と誘導   a.代謝酵素の阻害   b.代謝酵素の誘導  4.トランスポーター阻害  5.タンパク結合の阻害  6.実際の相互作用の例 付 録ー薬剤情報  1.1日の投与回数  2.異なる含量の製剤数  3.製剤の種類  4.製剤の大きさ  5.製剤の重量  6.薬物動態試験の被験者数 参考図書 索 引

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

1

読書中

0

既読

0

未指定

4

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください