
実践!1on1ミーティング
日経文庫 I73
本田 賢広
2021年3月17日
日経BP 日本経済新聞出版本部
1,100円(税込)
ビジネス・経済・就職 / 新書
気持ちが分からない 心を開いてもらえない リモートワーク時代、懸命にがんばっているからこそ部下と衝突してしまうマネジャーが、 気持ちよく“部下を応援する”方法 自らの業務・ノルマを抱えながら部門を預かるマネジャーのほとんどは、「部下とのコミュニケーション時間が十分取れない」「考えていることが分からない」「ハラスメントが恐い」など、信頼関係の構築に悩みを抱えている。「働き方改革」の時代には最早、昭和の「飲みニケーション」も通用しない。さらにはリモートワークも定着し、これまで以上に部下とのコミュニケーション、チームのマネジメントに大いにストレスを感じているはずだ。 そこで注目されるのが1on1ミーティングである。上司と部下が定期的に1対1で対話をし、相互のコミュニケーションを高めるもの。自由に話し合うことで、部下が目指すキャリア、抱える悩みを把握し、そのサポートを通じ自立と成長を促す手法だ。 ただ、評価者である上司から部下への一方的なコミュニケーションになりがちな人事面談や目標管理面談と変わらないケースが多く、効果が出ていないのが現状といえる。 本書は、多くの研修実績を持つ筆者が、永続的な企業の発展に繋がる1on1ミーティングの本質や具体的な方法を解説するもの。理屈ややり方(技術・段取り・質問の仕方)ではなく、実践から導き出したあり方(気持ち・信頼・人間力)の問題を重視し、精神論ではなく具体的な方法論に落とし込んだ、まさに悩めるマネジャーに向けた一冊である。 序 章 あなたは悪くない。ただ、接する方向性を変えればうまくいく 第1章 1on1ミーティングとは 第2章 自律型人財が育つコーチングと、3つのフェーズ 第3章 第1フェーズ:心から安心して本音を話し合える関係性を構築するーー1 あり方編 第4章 第1フェーズ:心から安心して本音を話し合える関係性を構築するーー2 ソーシャルスタイル編 第5章 第1フェーズ:心から安心して本音を話し合える関係性を構築するーー3 アクション編 第6章 第2フェーズ:メンバーからできる感とモチベーションを引き出す関わり方 第7章 第3フェーズ:メンバーが気づき、自らチャレンジするコーチング 第8章 鏡としてのフィードバックと、選択肢としてのティーチング 第9章 モチベーションを引き出すとは、生命力を引き出すこと
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成長志向
1on1ミーティング実践中
マネジメントの基盤となる部下、同僚との関係構築について体系的かつ具体的に記載されている。 コーチングは何か素晴らしい事を言ってあげられる事ではなく、自律的な自問自答を行うように導くこと。 そのためには、相手を承認する事が先決だが、さらにその前に自分自身を承認している状態でなくてはならない。 ただの会議の本かと思いきやマネジメントの本質に迫る良書であった。
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