物語クラウゼヴィッツ『戦争論』

清水多吉 / 杉之尾宜生

2015年7月31日

日経BPM(日本経済新聞出版本部)

2,640円(税込)

人文・思想・社会

『戦争論』は、祖国、プロイセンがナポレオンによって完膚なきまでに打ち破られたショックから執筆が始まった。それ故、『戦争論』の論理は、戦争そのものの歴史と対にして読み込まなければ理解できない。本書は、ナポレオン戦争から第一次世界大戦、第二次世界大戦に至る戦争の歴史を縦軸、モルトケ、シュリーフェン、レーニンらの『戦争論』受容の軌跡を横軸に解説。エピソード満載のかつてない入門書。

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