稲盛和夫の実学
経営と会計
日経ビジネス人文庫
稲盛 和夫
2000年10月31日
日本経済新聞出版社
576円(税込)
ビジネス・経済・就職 / 文庫
バブル経済に踊らされ、不良資産の山を築いた経営者は何をしていたのか。儲けとは、値決めとは、お金とは、実は何なのか。身近なたとえ話からキャッシュベース、採算向上、透明な経営など七つの原則を説き明かす。ゼロから経営の原理と会計を学んだ著者の会心作。
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アメーバ経営
ほとんどは、当たり前の事が書かれているけれど、実績のある経営者が実践して言うからこそ説得力がある。 バブル崩壊後に書かれた事を考えると、社会的により求められる部分だったのだろうと思うし、東芝の事件などを考えれば、今また必要とされる内容だと思います。 一方、当たり前でなかった点は、京セラが通常の標準原価計算を行っていないこと。 アメーバ経営という言葉は有名ですが、これは知りませんでした。 標準原価計算は、製造部門に目標原価の達成を求めるもので、その元には管理部門による想定市場価格の設定がある。 しかし、価格は市場により決まるもので、目標原価の達成が利益につながるものではない。 製造業において付加価値を創出するのは製造なのだから、製造部門を市場から切り離してコストセンターにするのではなく、それぞれが市場に接触して主体的に経費を削減し利益をあげる、そうしたプロフィットセンターとしての在り方こそが、独立採算のアメーバなのだと理解しました。
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