遊牧民から見た世界史
日経ビジネス人文庫
杉山 正明
2011年7月5日
日本経済新聞出版社
1,047円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
遊牧民の視点から眺めると世界史が違って見えてくる。スキタイ、匈奴から、テュルク、ウイグル、キタイ、モンゴル帝国まで、膨大な原典史料をもとに草原の民の視点から人類史を描き直す。ロングセラー文庫の増補版。
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Tojo Hiroyuki
大陸の歴史はここまで変化が激しいのか。
それは学校の授業のように国がオセロのように入れ替わる世界ではない。中国が中心にあってそれ以外が野蛮と言う世界でもない。国家は1つではなく民族や氏族やいろんなつながりが混ざり合ってシームレスに連続してパワーバランスを変えてつながっている世界である。 モンゴル帝国の意義は、まるでアメリカのように国際社会に貨幣や文化などの共通的尺度を広範囲に広げたこと、今後の土壌となったこと。 最後に問われる問題意識。これがのちのち大事な考え方になるか。欧米本位の世界史観によってアジアやネイティブは負のイメージを植え付けられている。 コロンブス新大陸発見→もともと人は住んでいた。主語が西洋。とかね。 そういった文明感、価値観を改めて気をつけて見直す。 7章の歴史研究への熱い言及は心したい。世の中のことを自分中心で考えないよう…
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