2025年、高齢者が難民になる日

ケア・コンパクトシティという選択

日経プレミアシリーズ

小黒 一正

2016年9月12日

日本経済新聞出版社

957円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

まもなく、団塊世代が後期高齢者となり、日本の社会保障、福祉の問題は大きな課題にぶちあたります。医療・介護はどうする、終の棲家をどう提供するのか、悪化しつづける財政問題をどう考えるのか……。 このままでは、住まいを確保できない、介護を満足に受けられない、死に場所すらない高齢者が大量発生してしまう恐れがあるのです。 深刻化する問題を解決するためには、他人任せ、国任せにしてはいられません。地域レベル、住民レベルでの取り組みが重要になります。そこには、新しい街づくりの視点が必要になります。そして、その解決の一手となるケア・コンパクトシティとはどんなものなのでしょうか。 財政、社会福祉、街づくりなど、多くの専門家がさまざまな視点から鋭く説き明かします。 人間は誰でも老います。どこで、どのように暮らしていきたいのか。本書は、すべての日本人にとって切実な問題について、新たな視点を与えてくれます。 はしがき 誰もが、いつまでも暮らしやすいまち 第1章 幸せな老後は、どうすれば実現できるのか 第2章 日本の医療と介護に、何が起きているのか 第3章 地域を、医療・福祉を誰が「経営」するのか 第4章 まちづくりはヒューマンスケールで 第5章 地域の共同体マインドを共有する 第6章 「ケア・コンパクトシティ」が日本を救う

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