
“社風”の正体
日経プレミアシリーズ
植村 修一
2018年5月14日
日本経済新聞出版社
935円(税込)
ビジネス・経済・就職 / 新書
☆不祥事が起こると必ず言われるのが、「社風、企業文化に問題があった」。では、社風って一体何なんだ? と問われると、なぜか明快に答えにくい。本書は、数多の文献や具体例を紹介しながら、「社風、企業文化」の正体を解き明かし、それが組織にとってどんな影響を与え、未来の企業文化はどうなっていくのかを解説する。 ☆「就職」ではなく、「就社」をする日本人にとって、「社風」の影響は非常に強い。他国に比べて、男性中心的、集団主義的、リスク回避的というのは本当なのか。京都、名古屋など、地域によって、さらには業界によって社風に違いはあるのか。イノベーションを生み出す会社と、ブラック企業、不祥事企業は何が違うのか……。 ☆多くの実例、また先行研究などを参考にしながら、つかみにくい「社風、企業文化」の真髄に挑む。 第1章 御社には、どんな「文化」がありますか? 第2章 成長する企業は、何が違うのか 第3章 国際化と国民性、そして企業文化 第4章 京都の会社と名古屋の会社、何が違う?--地域性が生む出す文化 第5章 不祥事を生む社風、文化 第6章 「金融業の世界」は特殊なのか 第7章 未来の企業、未来の文化 第8章 企業文化をソフトパワーに変える
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