コロナクライシス

日経プレミアシリーズ

滝田 洋一

2020年5月26日

日経BP 日本経済新聞出版本部

935円(税込)

美容・暮らし・健康・料理 / 新書

「圧倒的な臨場感と説得力の一冊」(中沢孝夫氏、日経夕刊「目利きが選ぶ3冊」★★★★★) 「情報収集の武器としてツイッターが上手に使われている」(吉崎達彦氏、溜池通信) 新型コロナウイルスの大流行はグローバル化した世界をずたずたに切り裂いた。 「対岸の火事」と慢心していた欧米諸国、 隠蔽と強権、「マスク外交」の中国、 政府の危機管理と国民の忍耐力が試される日本……。 日経編集委員・WBSキャスターによる緊急報告。 本書まえがきより 中国が、欧米が、新興国が相次いでロックダウン(都市封鎖)に踏み切った。 そして日本は全国がコロナ緊急事態に。 大封鎖の結果、世界経済は1929年のウォール街の暴落に始まった、 大恐慌の時代以来のマイナス成長と大量失業に陥った。 世界各国は必死にお札を刷って得たお金を、困窮した人々や企業に配っている。 いずれも、記憶にない、見たこともない光景である。 フランスの作家カミュが『ペスト』で、英国の作家デフォーが『ペスト年代記』で描いたような世界。 だがそれは、今の現実である。 本書は一連の出来事を時系列で整理するとともに、なぜこんな大惨事が起きたのか、 どこに問題があったのかを解きほぐす。 各国・地域の出来事はいまだ進行形であるが、まずは事態の整理を。 そのうえで、コロナが変えた経済と社会の今後についても考えてみた。 その時、世界では、日本では、 何が起きていたのか? 1月11日、武漢での第1報以降、新聞、テレビ、ツイッターで、 警鐘を鳴らし続けてきた日経編集委員による迫真のルポ! ◆封じられた武漢・李医師の警告 ◆事態を甘くみていた世界各国の政治家たち ◆なぜかWHOのサイトに載った成田空港の写真 ◆IMFの最悪シナリオは、5.8%のマイナス成長 ◆大封鎖が1929年以来の大不況を引き起こす。

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