
肺炎を正しく恐れる
日経プレミアシリーズ
大谷 義夫
2020年9月10日
日経BP 日本経済新聞出版本部
935円(税込)
美容・暮らし・健康・料理 / 新書
新型コロナウイルスは社会の姿を一変させた。 このウイルスに感染すると、風邪のような症状だけで済むこともあれば、 肺炎を発症し、命を落とすこともある。 症状が全くない人からもうつることが分かり、不安は募るばかり。 こうした状況で一番大切なのは、この感染症を正しく理解し、正しく恐れること。 「肺炎」については、誰もがその名前を知っているが、実態を理解している人は少ない。 そもそも肺炎はどのような病気か、なぜ肺炎で亡くなる人が多いのか。 新型コロナウイルスによる肺炎は、これまでとは何が違うのか。 なぜ、一気に悪化してあっという間に亡くなる人がいるのか。 肺炎を避け、予防するにはどうすればいいのかーー。 呼吸器内科医として肺炎と向き合って30年、 実際に新型コロナの肺炎患者も診察し、テレビにもたびたび出演する、 池袋大谷クリニック院長の大谷義夫さんが解説する。 肺炎は、新型コロナウイルスに関わらず、日本人にとって身近な怖い病気だ。 現在、日本では年間で13万人を超える人が肺炎で亡くなっている。 新型コロナウイルスによる肺炎を正しく恐れることができれば、 将来の肺炎対策につながり、日本人の健康長寿に貢献できるのだ。 第1章 新型コロナウイルスによる肺炎は、これまでと何が違ったのか? 第2章 かからない、うつさないために 第3章 リスクが高い人、低い人の違い 第4章 日本人はなぜ肺炎で死ぬ人が多いのか 第5章 「最期は肺炎」を避けるために今すぐやるべきこと 第6章 実録・新型コロナにかかった医師
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