
ビル・ゲイツ、北京に立つ
天才科学者たちの最先端テクノロジー競争
ロバート・ブーデリ / グレゴリー・T.フアン
2007年2月28日
日経BPM(日本経済新聞出版本部)
2,750円(税込)
パソコン・システム開発
1994年、ビル・ゲイツはひそかに北京へ飛び、最高指導者・江沢民と面会した。このトップ会談から生まれたのが、後のマイクロソフトアジア研究所(MSRA)である。13億の中国人から天才たちを選抜し、その優れた頭脳を用いて最先端技術を開発する同研究所は、急速にマイクロソフト社の最重要研究拠点へと成長し、新OSビスタにも幾多の中国産テクノロジーが採り入れられている。本書は、同研究所の歩みを軸に、中国へ進出する企業が直面する困難とその突破法、寝食を忘れて仕事に没頭する若き中国人研究者の姿、グーグルとの熾烈な人材争奪戦の裏側を赤裸々に描き、いまや日本の地歩をおびやかす「研究開発大国」となった中国の真の姿を明らかにする。
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