最強の縄文型ビジネス

イノベーションを生み出す4つの原則;イノベーションヲウミダスヨッツノゲンソク

谷中 修吾

2019年8月26日

日本経済新聞出版社

1,760円(税込)

ビジネス・経済・就職

◆事業計画に沿ってノルマを達成させるという従来の管理型経営に行き詰まりがみえてきて、ここ数年「副業解禁」「働き方改革」「テレワーク」といった仕事の自由度を高める動きが盛んだ。時代がシフトするなか、これからの社会で成功する企業のあり方のヒントを歴史に見いだした。直感的・自由・協調性(所有という文化がない)・感謝オリエンテッド(一期一会を大切にする)といった縄文人の生活を紐解いて導き出される経営モデルを本書では「縄文経営」と名付け、ビジネスに応用できるよう経営フレームワークとして体系化した。◆昨今、イノベーターを中心に、従来の働き方に不満を持つ人たちが縄文経営のポテンシャルに気づき始めている。大企業においても、部分的に縄文経営の要素を取り入れようとする動きが出てきている。縄文時代には、独特な土器や狩猟文化に象徴されるような、自由で直感的な発想が大切にされる文化があった。本書では、縄文時代の考え方や習慣から、現代の経営に活かせるエッセンスを探る。◆縄文経営の4原則は、極めてシンプルでありながら、現代の経営とは真逆の要素を多分に含んでいる。「ビジネスモデルを作り、事業計画は作らない」「競合他社という概念を手放し、全てのステークホルダーとコラボする」「コンプライアンスにしばられず、自由な発想でビジネスを表現する」「一期一会に感謝しながら、ご縁とともにビジネスを紡ぐ」。このような経営をしたら会社が潰れてしまうのではないか…と思ってしまうのは、競争的な現代型経営に慣れ親しんでしまった人の反応であると著者は指摘する。本書では、実例を交えながら、縄文経営の真髄を解説する。 序 章 縄文人が現代人をインスパイア 第1章 縄文時代の叡智をビジネスに生かす 第2章 原則1 事業計画を手放す 第3章 原則2 他社との競争から脱却する 第4章 原則3 コンプライアンス偏重を見直す

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