NO RULES(ノー・ルールズ)
世界一「自由」な会社、NETFLIX
リード・ヘイスティングス / エリン・メイヤー / 土方 奈美
2020年10月23日
日経BP 日本経済新聞出版本部
2,420円(税込)
パソコン・システム開発 / 科学・技術
DVD郵送レンタルからスタートした会社は、動画配信サービス、コンテンツ自社制作、スタジオの内製化・グローバル化と、めまぐるしく「ビジネスモデルの破壊」を繰り返し、どうやって190カ国2億人という桁違いの会員数を持つに至ったのか?NETFLIXは特別な会社だ。そこには「脱ルール」のカルチャーがある。社員の「能力密度」を高めて最高のパフォーマンスを達成すること、そして社員にコントロール(規則)ではなくコンテキスト(条件)を伝えることを最優先としている。そのおかげで着実に成長し、世界と社員のニーズ変化に機敏に対応できている。だが、本書共著者で、企業文化の研究で名高い経営学者エリン・メイヤーの目には、NETFLIXカルチャーはマッチョで、対立を煽り、攻撃的なものに思えた。いかにも人間の本質を機械的かつ合理的にとらえる技術者が創った会社、というイメージだ。だが、NETFLIXは大成功している。本書がその謎を解き明かす。
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弊社でも実施したい組織改革だらけ
自由と責任の企業文化醸成による生産性の向上。 最高の職場は最高の同僚を集めることであり、採用のプロセスは経営陣が最も注力し、かつコストを掛けなければいけない業務である。 最高の人材を集めるために、業界最高水準の報酬を払い。 例えこれまでどんなに会社に貢献してくれた人材であっても、これから会社に利益をもたらさない人材や、最高の水準から劣化してしまった人材については、最高水準の退職金を払って会社から去ってもらう。 強豪スポーツチームのような人事を用いている。 また、最高の人材が集まれば、彼らに裁量を与えるだけで、生産性は爆上がりするため、業務の障害となるモノを取り去るだけでよい。 ネットフリックスでは、休暇の規定もなければ、経費や出張旅費に関する規定もない。 だが、何をしてもいいという訳ではなく、年に数回監査を行い、そこで目に余るようであれば解雇する。裁量と同等の責任も従業員に対して求めている。 また日本企業にありがちなスタンプラリーも廃止されており、社外への発注も担当レベルで可能であり、非常にスピーディーに業務が進む。 情報共有はオープンになされており、失敗を隠すことが最も重い罪としており、経営層であれ判断を間違えた場合は従業員に対して説明をし、常に誠実であることが求められる。
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