
セックスワーク・スタディーズ
当事者視点で考える性と労働
SWASH
2018年9月26日
日本評論社
2,090円(税込)
ビジネス・経済・就職
性(Sex)と労働(Work)をめぐって現場で蓄積されてきた知をもとに、セックスワーク研究を切り開くはじまりの一冊。 はじめに 第0章 セックスワークという言葉を獲得するまで ー1990年代当事者活動のスケッチ/ブブ・ド・ラ・マドレーヌ ▼第1部 社会の中のセックスワーク 第1章 誰が問いを立てるのか ーセックスワーク問題のリテラシー/要友紀子 第2章 セックスワーカーとは誰のことか ー社会の想定からこぼれるワーカーたち/宇佐美翔子 第3章 なぜ「性」は語りにくいのか ー近代の成り立ちとセックスワーク/山田創平 第4章 法規制は誰のためにあるのか ーセックスワークをめぐる法の歴史と現在/松沢呉一 コラム トランスジェンダーとセックスワーク/畑野とまと ▼第2部 セックスワーカーの権利を守るには 第5章 性の健康と権利とは何か ー権利主体としてのセックスワーカー/東優子 第6章 セックスワーカーへの暴力をどう防ぐか ー各国の法体系と当事者中心のアプローチ/青山薫 第7章 どうすれば安全に働けるか ーセックスワーカーの労働相談と犯罪被害/要友紀子 コラム ウリ専経営者から見える業界の今とこれから/篠原久作 ▼第3部 セックスワーカーとの関わりかた 第8章 合意とは何かー性が暴力となるとき/岡田実穂 第9章 当事者とどう向きあうか ーセックスワーカーと表現/げいまきまき 第10章 セックスワーカーにどう伴走するか ー当事者による経験の意味づけ/宮田りりぃ コラム 児童自立支援施設からの報告/あかたちかこ ▼付録 用語集 日本の性風俗年表 日本の性風俗産業の構成 SWASH WEB資料案内 おわりに
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