
量子論における位相
数理物理シリ-ズ
矢吹治一
1998年9月30日
日本評論社
4,620円(税込)
科学・技術
本書は、量子論における位相、つまりSchr¨odinger波動関数の位相(phase)が大きな役割を果たすいくつかの物理学的問題を解説した。この解説は、いわば量子力学の練習問題のような形で行った。そのため、何よりも量子力学を学び始めた学生に役立つような内容にした。そこで、この本以外の本や文献を次から次へと参照しなくても学習できるように、可能な範囲内で、種々の予備的知識の解説も行った。
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