
世界権力者人物図鑑最新版
副島隆彦
2013年9月30日
日本文芸社
1,650円(税込)
人文・思想・社会
衰退する米・欧・日の先進3地域と隆盛する新興諸国のパワーゲーム!新たなる時代の覇者となるのは誰か!?骨肉の争いを繰り広げる世界権力者79人の実像を、最新の写真で解説するー。
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(無題)
故中川昭一が金融大臣辞任に追い込まれたローマでの朦朧記者会見を仕組んだ男が実名で暴露されていると、あるところで紹介されていたので、読んでみました。感想を一言で言えば「この本はトンデモ本だ」ということにつきます。 私は著者の副島隆彦の事を知りませんし、他の著書も読んだこともありません。しかし、本書を開いてすぐに著書の「予言」が述べられています。しかも大はずれです。曰く「バラク・オバマは任期中途で辞任する。後任はヒラリー・クリントンだ」。おまけに「私はこれまで予言をハズしたことがない」とまで大言壮語しているんですから、空いた口がふさがりません。さらに後書きでは「この本を出したあと、私に何がおこってもいい。その覚悟をしている。私の遺言書のような良い出来の本である。日本国民への私からのおくりものだ」とまで言っています。勿論、著者の身にはこれっぽっちも変化はありませんでした。 少し内容を紹介しておきますね。本書では世界の指導者76人が取り上げられています。ページの大部分を占めるのは彼らの顔写真です。その人物に関する著者の解説原稿と写真のキャプションで構成されます。写真の説明というより絵解き原稿に合わせて写真が選ばらたように感じられます。例えばヒラリー・クリントンジョゼフ、リーバーマンが愛人関係にあるとする写真には、いかにも親密そうな写真が使われるといった具合です。 三流ゴシップ誌顔負けの内容ですが、全体のトーンはロックフェラーとロスチャイルドといった金融資本が世界を牛耳っているといういわゆる陰謀論ですね。欧州を牛耳るのがロスチャイルド。米国を牛耳るのがロックフェラーといった構図です。 また、日本を牛耳るためのアメリカの戦略が記されています。中川昭一の話は、その一環として記されているんです。 さらに、世界経済を動かす著名投資家ジョージソロスやメディアを牛耳るルパード・マードックなど早々たる面々が登場します。ニュースで一度は聞いた事のある人物がばかりです。本書では彼らの裏の顔がされています。本書に書かれていることのどこまでが本当のことかわかりませんが、こんな風にも見れると思って読めばそれなりに面白く読めます。
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