介護職員処遇改善加算超実践マニュアル

平成29年度の「介護職員処遇改善加算」は、新たに経験・年齢または評価等に基づく昇給制度の導入要件を満たすことで、 さらなる加算の上乗せを得ることができることとなり、新加算取得への関心も高まっている。 しかし、要件を具備することが大変であること、また、申請および実績報告書の提出といった手続きがわかりにくいことから、 申請に二の足を踏んでいる事業所も多い。 そこで本書では、加算の導入のための要件整備の方法から、申請時の書類の作成方法、 さらには運用・監査時の留意点に至るまで、数多くの具体例を示しながら解説。 実務に直結する内容としてまとめた。 【第1章】制度について知る 加算の仕組みと特徴／加算取得の効果／加算の導入から現在までの経緯／加算の届出状況と課題／行政からの監督強化／加算取得から実績報告までの流れ 【第2章】要件を整備する 　加算を算定するための要件の種類と加算区分／キャリアパス要件1の整備／キャリアパス要件3の整備／キャリアパス要件2の整備／職場環境等要件の整備／介護職員への周知について 【第3章】賃金改善の実施方法を学ぶ 　計画書の作成／計画書作成にあたってのポイント／計画書作成の手順／賃金計画の周知 【第4章】改善実施前後の流れを学ぶ 　サービス提供、報酬の計算・請求／報酬の受取り／賃金改善の実施 【第5章】実績報告書を提出する 　提出書類・提出期限／実績報告書の作成手順 【第6章】実地指導に対応する 　介護事業所の監督体制／実地指導の流れ／事前準備／当日のチェックポイント