家族を「争族」から守った 遺言書 30文例

一般社団法人相続診断協会

2018年12月4日

日本法令

1,760円(税込)

人文・思想・社会

遺産分割をめぐる争いは枚挙にいとまがないが、 被相続人が生前に遺言書を遺すことで、家族の紛糾を未然に防ぐことができる。 とはいえ、遺言書の形は家族ごとに、構成する財産ごとに千差万別だ。 すべての家族に当てはまる完全無欠の「ひな型」は存在しない。 例えば、サラリーマン家庭と事業家の家庭では、誰にどの財産をどの程度相続させるかも含めて、 遺産分けの視点が全く異なる。遺言書はまさに「十家族十色」なのだ。 そこで本書では、さまざまな家族・構成財産の事例を掲げ、 それぞれの家族で最も望ましい形となった遺言書の作成例を30点紹介し、 争族を避ける遺言書作成のポイントを解説していく。 『争族図鑑』、『笑顔で相続をむかえた家族』につづく、 相続診断士による書き下ろし第3弾‼ <目次> 第1章 笑顔相続に導くための遺言書の活用 Story1 子どもがいない夫婦の遺言 〜兄弟姉妹、甥・姪には遺留分がない Story2 感謝の想いはあるけれど 〜相談者希望の遺言では、遺留分を侵害してしまう Story3 遺言書は生前に想いを伝えるツール 〜作成がきっかけで想いが通じ、生前に笑顔相続が実現 Story4 財産の一部を寄付したい 〜遺言者の想いを伝え、話し合い、納得してもらう Story5 40歳という若さで遺言書作成 〜前妻の魔手から後妻と子どもを守るために Story6 「想いを遺す」という大切さ 〜付言事項の有無が相続人同士の今後のつながりを左右する Story7 父親と夫の共有名義の自宅を相続できるか 〜甥・姪にも相続権はあるため、遺言が不可欠 Story8 夫婦の夢をかなえた遺言 〜セカンドライフをより充実したものにするために 第2章 遺言者の想いをかなえるためのひと工夫 Story9 3回の結婚で相続人が多数に 〜後妻と前々妻の子のトラブル Story10 数十年前に失踪した相続人が2人! 〜相続させたくない想いと相続させたい想い Story11 その遺言って絶対有効ですか? 〜遺言書は書き直しが可能 Story12 父親を説得することができるのか? 〜父親と母親、2人亡き後は公平に Story13 3度の結婚で家族関係が複雑に 〜自らの“争族”経験を踏まえて遺言書作成 Story14 遺言書は指針、スムーズな分割が可能に 〜ただ一方的な想いを残すだけではダメ Story15 遺言書だけでは足りないこと 〜母親から子どもたちへの想いを家族会議で伝える Story16 遺言書作成の前に家族関係の修復を 〜神社を誰が継ぐかで一触即発の家族 ほか

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

1

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください