パッションフルーツ

プロから家庭栽培まで

新特産 シリーズ

米本 仁巳 / 近藤 友大

2020年7月29日

農山漁村文化協会

1,760円(税込)

ビジネス・経済・就職

熱帯果樹でマンゴー、アボカドの次に「きそう」なパッションフルーツ。知名度はまださほどではないが、地球温暖化の中で改めて注目され、2016〜2018年にかけて行なわれた「地域戦略(亜熱帯果樹)コンソーシアム」の一つに、アボカドとともに採択された(取りまとめは農研機構果樹茶部門、参加は2大学、6研究センター)。 沖縄、奄美など国産ものの出回りはまだ限られているが、需要は増えつつあり、発展途上ながら栽培技術の開発も進む。最近では無理して越冬させない「1年1作型」も普及し、降雪地帯を含む国内露地での商業生産も可能となっている(大苗は施設利用で育苗)。本書は、果樹というよりもはや果菜!?のような感覚で簡単に栽培でき、プロ農家から家庭でも愉しめるパッションフルーツの魅力と栽培のコツをガイド。案内役はわが国熱帯果樹の第一人者にして実作者、育種家でもある(日本熱帯果樹協会代表理事)米本仁巳先生ともう一人、「No Passion, No life(情熱、そしてパッションフルーツがない人生なんて)」をモットーにパッションフルーツ栽培に熱き情熱を注ぐ若手研究者の近藤友大先生。

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