女装の剣士シュヴァリエ・デオンの生涯

窪田般弥

1995年6月30日

白水社

2,090円(税込)

人文・思想・社会

緊迫する十八世紀ヨーロッパの国際情勢を背景に、ルイ十五世の密命を帯びて暗躍した「男にして女、女にして男」シュヴァリエ・デオンの数奇で劇的な生涯を活写した歴史読物。

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lutece

(無題)

starstarstar 3.0 2021年07月10日

アニメ『シュヴァリエ』で興味をもち本書を手に取った。数時間でさらっと読める軽めの歴史読み物。タイトルにあるとおり女装の剣士シュヴァリエ・デオンの評伝。 生涯のうち49年を男性として、33年を女性として過ごした奇矯な人物、通称シュヴァリエ・デオン、洗礼名をシャルル=ジュヌヴィエーヴ=ルイ・オギュスト=アンドレ・ティモテ・デオン・ド・ボーモンという。えらく長たらしいが、彼のものした著作のタイトルはその名に似てつねに長たらしかったらしい。その生の前半はルイ15世の密偵としてまたすぐれた外交官として活躍した。また凄腕の剣士にして古典文学を愛した文人でもあった。死亡時には医師団によって男性であったとの証言が残されている。 日本語でシュヴァリエ・デオンについて書かれたものはきわめて少ないという意味では実に貴重。だけれども、深めるにはちょっとばかし不十分。入門書としてはすぐれていると思う。そもそも研究書自体あまり存在しないようなので、仕方がないのかも……。

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